テラスリイノート

今年の感謝、来年の抱負

2024年12月31日

あと数時間で2024年が終わります。2024年は皆さんにとってどんな年になりましたでしょうか? 今年も多くの方に大変お世話になりました。テラスリイ、ユメコを応援してくださった皆さんに心から感謝致します。

振り返ると今年のテラスリイとしての活動は文学フリマ札幌9での出店のみ、でしたが私個人としてのお仕事、生活の変化で目一杯、精一杯に日々を過ごしてきたという感じです。悩んで笑って悔しくて泣いて、自分の身体からもう1年前の自分とは違うところにきてしまったというくらい自然な自分じゃなくなってしまったと感じることもありました。

自然な自分の状態が何なのかわからなくなり、自分ひとりでは限界を感じ、で先日人生で初めてカウンセリングを受けました。自分が思っていた以上に思いや感情を抑え込んでいたことを知り、カウンセラーさんから教えていただいた自分の感情と体を感じ言葉にすること、そしてその思いを落ち着きの感情で中和させていくことがすごく良かったです。

人と繋がったと思えた喜びと、人と繋がれたと思えず苦しさ。今年はそんな事がたくさんあり過ぎて、ひとりで何もせずにひたすら寝るか、短歌を作っていました。短歌に興味はあったのですが自分の歌を詠もうと思ったことはこれまでなく、詠んでいくと言葉が浮かび歌の片鱗がどんどん出てくるのです。そして短い言葉で時にウオッ!と胸に響く歌との出会いもある。私は歌人の感情が感じられるような歌が好きだけど最近の短歌は風景を切り取ったような短歌が人気があるように感じます。私にとって「絵は空のように短歌は海のように物語は地のように」という詩が浮かぶくらい、表現することにおいて短歌はいまの私に欠かせなくなっています。

私に影響を与えた歌があります。「後の世の春を頼みて植えおきし人の心の桜ぞ見る」。明治時代に阿寒湖畔の土地と自然を守っていこうと決めた前田正名が詠んだ歌です。人の心の桜、初めて出会うその表現、言葉に私は衝撃を受けました。その土地が豊かである事、同時にその土地にいる人の心も豊かであることの大切さを正名はきっと知っていたはず、と思いを馳せました。

来年、両親の実家のある胆振でそれぞれ新しいことが始まります。これまで他人事として見てきましたが、いずれ私にやってくることでもあり無視はできません。私も「やってみればいいじゃーん!」と言っていたものですから責任皆無ではありません。大丈夫なのか、楽しみより心配の方が上回っています。そんな事があり、私は来年から胆振にも時々お手伝いに行くことにしました。両親は無理せず楽しくでいこうとしているので、私も自分の仕事や体調等々を大切にしつつ、お手伝いするつもりです。

4年前に亡くなった芝桜が好きだったおばあちゃん。職人のように芝桜を手入れし、毎年きれいに咲かせていました。時にその姿はこの場所に嫁いできてからの自分の人生の苦しさや寂しさを埋めるようにも見えたから、それで何となく私はどうすればいいのかわからなくなってしまう事もありました。でも優しくてチャレンジャーなところもあるのが好きだった。おばあちゃんが亡くなってからはもう芝桜は雑草や苔に覆い尽くされ、かつての花畑はなくなってしまったけれど、同じ場所でもこれから新しいことが始まろうとしています。10年後、この場所はどうなっているだろう。私は自分にとっても人にとってもこの場所が喜びに満ちた場所にしたいと思っています。自分にも人にも心の桜が見られる、そして未来にも。かつてこの場所の守り人だったおじいちゃんとおばあちゃんもきっと応援してくれるはず。

テラスリイの活動を来年から変更予定でいます。それに伴いこのサイトの内容も変えていく予定です。このノートの項目は残すつもりなので、テラスリイの今後の活動を時に手伝っていただきつつ!見守っていただけましたら幸いです。

最後に私が最近詠んだ歌を一首。「吾と人の笑みが咲く地を創る夢抱いて進め夢見る夢子」。短歌初心者の歌なので大目に見てやってください。皆さんにとって来年も素晴らしい年になりますように!


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