テラスリイノート

アウェイクニングタッチで感じたこと

2020年10月22日

今後のイベントに向けて、水彩色鉛筆でアウェイクニグタッチのイラストを描きました。水彩色鉛筆は水に溶けるので水で濡らした筆を使うと、水彩画ような表現もできるのですが、今回は色鉛筆画として表現してみました。

 

私がアウェイクニングタッチを知ったきっかけは当時、手技療法に興味があったことでした。本やネットで調べては自己流でやっていたものの、これは本やネットで知るだけではなく何らかの方法で体感しなければ理解できないと思うようになり、ネットの海を彷徨っているところにアウェイクニグタッチをされているケイコさんのサイト、プラカニにたどり着いたのでした。

ケイコさんからワークショップでアウェイクニングタッチを教えていただき、実際にやってみると体が暖かくなったり、勝手に揺れ出したり、眠くなったりと実技を通して私の中で癒されている何かがあるように感じられました。理解が深まるとともに、自分の体に感じる変化を感じる度にアウェイクニグタッチをすることが楽しくなっていきました。

アウェイクニングタッチを通じて、私の自分への認識がされていなかったことが、私の体を通じて伝えているのだということがわかるようになってきました。無意識の中に埋もれていた思いが意識化されると、疑問が理解に変わり、どんどん理解できる出来事やきっかけが自分のもとへやってくる。自分の思い、自分の意識で目の前の世界は作られていくのだと以前にも増して強く感じるようになりました。

そのぶん、私が今まで蓋をして見ないでいた思いと向き合うこともあり、ある時は訳も分からず、胸が締め付けられるような感覚や苦しくて悲しい気持ちが込み上げてきたことがありました。何度も何度も自分に質問し、それでも答えてくれない頑固な自分。そんな頑固な自分さえも受け入れていくと、少しずつ、私は自分に自信を持ってはいけない、自分に自信を持つことは良くないことだという強烈な思い込みを持った自分がいたことを知りました。その思い込みを持つことで自分を守ろうとしていたのかもしれません。その思いを知った時、自分を許し、受け入れるプロセスがとても大切なことなのだと感じることができました。

夏休みの宿題を後回しにして生活をしていると、必ずどこかでその宿題をしなければならない時があるように、おそらく蓋をしてみないでいた思いや思い込みと向き合わなければならない時というのは人生で必ずどこかに用意されてあるのでしょう。少しずつでも、これまでの自分を許し、受け入れることで新しい視点から見た自分の人生が始まるのだと、最近感じています。何だか壮大な文末になってしまいましたが、こんな回もまぁ良いじゃんということで!


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